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疾患と気象との関係 (医師 兼 気象予報士院長のひとこと・1)

 私たちを取り巻いている大気。その大気中の温度、湿度、気圧などの変化と疾患との間には密接な関係があります。

 たとえば昔から「天気が悪くなるとリウマチの痛みがひどくなる」と言われてきましたが、最近になってこれには科学的な根拠があることがわかってきました。

 京都大学の寺尾知可史氏、橋本 求氏らのグループが、気圧が低いほど関節リウマチの腫れや痛みが増強することを示したのです。

 このような、気象と疾病・健康状態の変化との関連についての調査、研究を進めることは日常診療においても大いにメリットとなるでしょう。

 当クリニックの院長は気象予報士でもあります。

 気象の変化にも注意を払って、それを日常の診療に生かすこととしています。

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